日時に限りがあるためご予約・お問い合わせが必要ですがマンモグラフィー撮影は経験豊富な女性診療放射線技師が担当、女性技師不在時は、撮影の講習会も受講したマンモグラフィー読影医の認定をもつ院長(男性)が、女性スタッフとともに撮影させていただきます。板に挟んでのレントゲン撮影に不安を持たれておられる方も多いかと思いますが、当院では最新式のデジタルマンモグラフィ装置を採用し、画質の向上とともに胸の圧迫を多少抑えることもできるようになっております。以前の検査でつらかった思いもお伝えいただければできる限りのご配慮させていただきますので診察・検査の際にお伝えください。
超音波検査
乳房に5~15MHzの超音波をあて、乳房内部からの反射波をとらえて画像化し、病巣内部を診断します。マンモグラフィーと比べて放射線被曝がないことや乳腺密度の影響を受けにくいことが利点ですが、石灰化を見つけにくいことや良性のしこりも拾いやすいことが欠点になります。当院では、技師による撮影を後程医師が読影するスタイルではなく、超音波読影認定医師の院長が検査し、検査しながら患者様に説明をするスタイルです。 このため、石灰化をみつけることが得意なマンモグラフィー検査の結果も踏まえながら、超音波検査を実施し、診断し、必要であればすぐに精密検査(細胞穿刺の病理検査)へ移行することができます。気になる症状に対して最短でかつ、時間や費用のご負担を少なくすることができるように努めております。
病理検査
マンモグラフィー検査やエコー検査から判断し、さらに詳しく細胞レベルの検査が必要とされた時に実施させていただいております。(検査の前後にプリントを使用し、詳しく説明をさせていただいております) 当院では、小さな針で行う「穿刺吸引細胞診」と組織そのものを少し大きめの針にて採取する「針生検による組織診」を行っております。エコー検査を院長自ら行っておりますので、検査しながら説明し、その流れのまま病理検査をおこなうことができます。別日にて検査に来ていただくことなく、少しでも早く結果をお伝えし、必要な治療にスムーズに移行していただけるよう努めております。なお、病理検査の結果は、採取した細胞を検査会社によりプレパラートにし、病理医等の診断を仰ぐため1週間~10日程度お日にちをいただいております。