甲状腺ホルモンが多い
パセドウ病、亜急性甲状腺炎、甲状腺機能性結節等
主な症状
- 首のはれ
- 動機
- 発汗
- 下痢
- 体重減少
- 目が出る(眼球突出)、等
甲状腺疾患
甲状腺は、首の中央、気管の前面にある小さな臓器です。甲状腺はホルモンを分泌する臓器で、全身の発育を促進したり、新陳代謝を盛んにしたりする甲状腺ホルモンを作っています。そのため甲状腺の病気は、このホルモンのバランスがくずれた状態(甲状腺ホルモンが多い、または少ない)となりますが、そのほかに甲状腺にしこりができる(甲状腺腫瘍)こともあります。よって、甲状腺疾患の診断は甲状腺の機能をみる検査(採血検査)と甲状腺の形態を見る検査(超音波検査)によってなされます。
パセドウ病、亜急性甲状腺炎、甲状腺機能性結節等
橋本病、粘液水腫等
甲状腺腺腫、腺腫様甲状腺腫、甲状腺悪性腫瘍等
血液検査による甲状腺ホルモン測定と超音波検査を行っています。甲状腺腫瘍に対する超音波検査では、必要に応じて超音波検査を行いながらの穿刺吸引細胞診検査(採血針程度の細さの針を穿刺し、腫瘍から細胞を採取する検査)を行います。